木曜日, 11月 02, 2006

ZAKZAK 2006.11.02

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修羅場?どんでん返し? 中村獅童、竹内結子離婚劇
人生再構築に夫は不要

中村獅童(左)と竹内結子  歌舞伎役者の中村獅童(34)=写真左=に“逆三くだり半”を突きつけ、離婚が決定的となった女優の竹内結子(26)=同右。獅童の女性問題に端を発した離婚劇だが、長男の親権をめぐっては、歌舞伎役者として跡を継がせたい獅童サイドと竹内との間で今後、ドロ沼化しそうな雲行きだ。離婚問題にくわしい専門家は、どう見るか。

 一般的に、離婚の争点となるのは、(1)どちらに原因があるのか、(2)慰謝料・養育費はいくらか、(3)親権はどちらにあるか-といったところ。

 2人に関しては、(1)の原因は、獅童の女性関係にあることは明白。

 今年7月、獅童が酒気帯び運転などで書類送検された際、女優の岡本綾(23)と同乗していたことが発覚、10月にも高岡早紀(33)に深夜のファミレスで舞台の“指導”を行っていたことが、週刊誌をにぎわした。

 だが、関係者によると、現段階では、竹内は「慰謝料は一切いらない」と話しているそうだ。なのに、すんなりと獅童側が離婚を受け入れない背景には、(3)の親権問題がある。

 獅童が、苦労して現在の人気、地位を得たことは歌舞伎界ではよく知られている。

 「萬屋錦之介の甥にあたるため“七光り”のように見られるが、そうではない。父親が歌舞伎役者を途中で辞めたため、自力で道を切り開くしかなかった」(梨園関係者)

 かわいい息子に、その道を継がせたい-というのが人情だろうが、今後の親権争いでは、どんな展開が予想されるのか。

 離婚コンサルタントの池内ひろ美さん(44)は、「獅童さんが親権を、竹内さんは監護(かんご)権をそれぞれ得るという方法もあります」と、“秘策”の可能性を指摘する。

 一般的には親権者=監護権者となるが、池内さんは、「世継ぎの伝統のある歌舞伎界では、坂東八十助さん(現・坂東三津五郎)が、寿ひずるさんと離婚した際、長男(坂東巳之助)の親権と監護権とを分けた先例があるのです」と解説する。

 監護権とは、離婚後に未成年の子を引き取って育てる権利で、「実質的に日々の生活では、竹内さんは普通にお子さんと2人だけの生活を過ごせます」(池内さん)。

 離婚を決意していた竹内は、気分が吹っ切れたのか、今年に入って、映画やCM出演などで順調に芸能界へ復帰を果たした。

 竹内は、まだ離婚に関するコメントを公式には発表していないが、「所属プロダクションとしても、同情が集まっている今なら、離婚をしても、タレント生命が傷つかない、という計算が働いたのではないか」と、竹内に近い関係者が明かす。

 先の池内さんは、竹内の決断について、「仕事のメドをつけ、子供は必要だけれど夫はもういらない、といういかにも今どきの女性らしい生き方。竹内さんにとっては、人生の再構築を狙った典型的なリストラ離婚でしょう」と分析。

 続けて、「慰謝料はともかく、養育費は子供の権利なのでちゃんと請求すべき」とアドバイスするが、これからどんな展開になるのか。

ZAKZAK 2006/11/02

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