金曜日, 11月 03, 2006

スポニチ 2006.11.03

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上戸ドラマ 獅童離婚余波で撮影中断

 歌舞伎俳優の中村獅童(34)と女優の竹内結子(26)の離婚騒動が2日、中国・上海に飛び火した。テレビ東京の大型ドラマ「李香蘭」(来春放送)の撮 影に参加するため現地入りした獅童を追って日本から飛んだ取材陣が宿泊先のホテル前でマーク。この余波で、主演の上戸彩(21)らの収録が一時中止になる など、混乱を招いた。今後が懸念される事態になっている。

 テレビ東京と角川ヘラルド映画が総力を挙げて制作中の「李香蘭」の撮影をめぐって、ドラマ内容と同じような“波乱”が起こった。理由は獅童の上海入りだ。

 無政府主義者の大杉栄を殺害(甘粕事件)し、服役後に満州(現在の中国東北部)に渡って、満州映画協会理事長になった甘粕正彦陸軍大尉が獅童の役どころ。収録に備えて現地に入ったが、その直前に発覚した離婚騒動が“波乱”の呼び水となった。

 テレビ朝日「ワイド!スクランブル」(月~金曜前11・25)のスタッフらが、直撃取材を目指してホテル前に待機。この日、獅童は出番がなかったものの、不測の事態に備えるスタッフの確保も必要となり、他の出演者らの撮影に影響が出た。

  ある出演者の事務所は「午前中は中止になったと上海から報告がありました。午後には撮影が再開されたと聞きましたが、今後が心配です」と困惑気味にコメン ト。テレビ東京も「現地は大変。ホテルの変更も含めて対応しなければならない」と、予期せぬ離婚余波に戸惑いを隠していない。

 獅童が竹内から離婚届を送付されたのが10月19日付。スポニチ本紙の取材によると、(1)親権は竹内(2)慰謝料や子供の養育費は一切いらないから一 刻も早く署名、押印して合意すること、などが条件とされ、「早急に署名をしなければ、高額な慰謝料を要求することになる」とも宣告されているという。

 困惑した獅童サイドは「夫婦の対話」を求めているとされるが、肉声にしろ文書にしろ直接胸中が語られたことは現段階ではない。いつ、どこで、どんな形で獅童が対応するか注目されており、騒動余波が滞在中、続く可能性もありそうだ。
[ 2006年11月03日付 紙面記事 ]

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