ソニー・エリクソン、行定監督制作の新CMの発表会を開催――竹内結子さんら出演者も登場
2006年11月15日
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(株)は15日、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモから発売を予定している、同社製造の携帯電話機『SO903i』のCM制作記者発表会を都内で開催した。発表会には監督の行定 勲氏や女優の竹内結子さんらが参加した。
SO903iのCMについては2段回のスケジュールで放映する。まず第一弾としてCGクリエイターの森野和馬氏監督によるCMを放映するが、今回の発表会 はその後に提供する第二弾のCMに関するもの。なお、新CMの放送予定日や詳細などは後日発表するとして、今回は明らかにしなかった。
SO903i(ブラック) |
発表会冒頭、同社常務取締役の石塚宏一氏が壇上に上がり、SO903iのコンセプトを説明。ソニー(株)の液晶テレビ“BRAVIA(ブラビア)” の技術を採用した3インチ液晶ディスプレーと、携帯音楽プレーヤー“ウォークマン”の技術を採用した最長約45時間の音楽再生機能などを挙げ、高機能AV 携帯電話機であることを強調。“PREMIUM AV”というコンセプトワードを掲げた。
続いて、新CMの監督を勤める行定 勲氏が登壇。同氏は“世界の中心で、愛をさけぶ”や“北の零年”“春の雪”などの映画を手がけている。行定氏はSO903iについて、画面の大きさと音の 良さを特徴として挙げ「人と共通の何か、携帯を通して感じられる臨場感みたいなものを機能から感じた」とし、そこからインスパイアされたCMを制作すると した。CMの中身については「そこにはいない、誰かのメッセージが届く」といった内容にしたいとし、さらに「(ケータイは)IDみたいなもの」「IDに送 られてきた、あるメッセージが、頭の中や心の中だけでなく、ケータイにも残っていたら、人はどういう感情を見出せるか」といったことをCMで描きたいとし た。
その後、CMの出演者として、竹内結子さん、和田聰宏(わだ そうこう)さん、藤本七海さんが登壇。竹内さんはSO903iについて「パカッと開けたときに、画面の大きさに驚きました。3インチありますので、ここに 好きな映像とかが入っていたら、空ける瞬間から吸い込まれる状況になりますね」と画面の大きさを評価した。さらに「片手で扱える、という使いやすさがあり ますよね」と語り、ディスプレー背面の操作ボタンやサブディスプレーなども気に入った様子だった。
最後に登壇した同社代表取締役社長の久保田 幸雄氏は「2006年の今年、FOMAに参入し、個性豊かなケータイを発売してまいりました。皆様に大変暖かくご評価いただいたと思います。」と語り、 「ケータイをエンターテイメントを通じて進化させていくこと、それがソニー・エリクソンが先頭を切ってチャレンジしていきたいこと」だとした。
(編集部 橋本 優)
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